白髪をなくす方法

髪がなびいた女性のシルエット 健康

こんにちは。ぽこです!

今回は、白髪を防ぎ、黒い髪を増やす方法についてお話しします。

なぜ白髪ができるのか

白髪が現れる平均年齢は、男女ともに35歳です。とはいっても、もっと若くに白髪が目立つ人も、60代になっても黒々とした髪の人がいますよね。この違いはいったい何なのでしょうか?

そもそも、白髪の原因とは何でしょうか?

老化や遺伝も、もちろんあります。ですが、こんなに白髪が増える年齢が幅広いのは不思議ではありませんか?

実は、白髪の家族が多くても黒髪にすることはできるのです。

ところで皆さんは、誕生したばかりの髪の毛は、誰でも白髪だということを知っていたでしょうか?黒かったはずの髪の毛が白くなってしまうのではなく、もともと白い髪の毛が黒くなれなかったものが、白髪なのです。

白く生えてきた髪の毛は、メラニンという黒い色素で染められて、黒髪となります。しかし、それを染める色素細胞、メラノサイトの働きがうまくいかなくなると、髪の毛は黒く染まらず、白髪となって生えてくるのです。

では、色素細胞の働きはどのような原因で低下してしまうのでしょうか?白髪の原因には、以下の5つが挙げられます。

  • 栄養不足
  • 血流不足
  • 紫外線
  • 老化・遺伝
  • 電磁波

中でもより影響が大きいのが、栄養不足と血流不足です。

栄養不足

年齢に関係なく、白髪を作ってしまう一番の原因が栄養不足です。

ここでいう栄養とは、カロリーのことではありません。カロリーは足りていても、髪の色素や体を作る栄養素が極端に不足している人が増えています。

忙しくて時間がないからと、コンビニ食や外食など、炭水化物に偏った食事が増えてしまうと、身体を作るうえで大切な栄養素が不足してしまいます。そのような食事で特に不足してしまいがちなのが、ミネラルです。

黒髪にするのに欠かせない栄養素がミネラルです。なぜなら、先ほどお話しした色素細胞の働きを活性化するのがミネラルなのです。

私たちに必要な必須ミネラルは全部で16種類あり、どれも食事からとる必要があります。 コンビニ食や外食などでは、炭水化物や脂質が多くなり、ミネラルが足りなくなってしまいます。

そして、私たちの生活で不足しがちなものがもう一つあります。それは、たんぱく質です。多くの現代人の食事は、無自覚に糖質や脂質中心となり、ミネラルに加えてタンパク質も不足した内容になっています。

そもそも髪の毛は、ケラチンと呼ばれる、18種類のアミノ酸からなるたんぱく質からできています。たんぱく質が不足しているということは、髪の毛を作る材料が不足しているという意味なのです。その結果「髪の毛にハリやコシがない」「抜け毛が増える」「髪の毛が細くなる」といった悩みの種が増えてしまいます。

たんぱく質不足は、白髪にも影響します。たんぱく質が不足すると、髪の色素となるチロシンというアミノ酸が不足することとなり白髪が増えてしまうのです。

血流不足

血流不足も、白髪を作ってしまう大きな原因となります。全身をめぐる血流は、ひとつひとつの細胞に酸素や栄養を届たり、脂肪から老廃物を受け取る役割があります。

実は、こめかみから上はほとんどが毛細血管で、血流が悪くなると、末端の細い血管には血液が届きにくくなります。すると、髪の毛への栄養も滞ってしまいます。そうして白髪が出来上がるのです。

血流が悪化する原因として、運動不足を思い浮かべる人が多いでしょう。もちろん体を動かすことも重要ですが、それ以上に血行不足を招いてしまうのが、腎臓の機能低下です。

腎臓は主に、血液の中から体に必要なものと不要なものを分けて、不要なものを尿として排出する役割があります。この腎臓の機能が鈍ると、血液の状態を感知するセンサーが鈍り、血流に影響が出てしまいます。さらに、貧血の原因にもなるのです。血液の状態を管理している腎臓が衰えると、白髪が増えることになります。

また、ストレスも血流不足を招く大きな原因となります。

強いストレスや、長いストレス状態にいると、交感神経が優位の状態で、毛細血管が収縮したままとなってしまいます。すると、酸素や栄養分が髪の毛まで行き届かず、白髪などの髪の毛トラブルに繋がります。

白髪を減らす方法(食事)

では、白髪を防いだり、減らすにはどうすればよいのでしょうか?白髪に良い食べ物には、次のようなものがあります。

  • 冷やしすぎていない水
  • 調味料を天然のものに
  • 黒い食べ物・ねばねばした根菜類・ナッツ

冷やしすぎていない水

腎臓には、水分を調節する働きがあるため、腎臓の負担を減らすためにも、水分を補給する必要があります。気づかないうちに体の水分は失われているので、1日に1リットルは飲むようにしましょう。おすすめのタイミングは、起床してすぐと、夜寝る前のコップ一杯です。この時注意したいのが、冷たい水を飲まないことです。冷えた水は内臓に負担をかけます。また、がぶ飲みも避けましょう。

調味料を天然のものに

次に、あなたが使っている調味料を見直してみましょう。一般的に、腎臓をいたわるためには減塩といわれていますが、減らした方が良いのは、天然ではない塩です。例えば、食卓塩のように、高度に精製された、塩化ナトリウムが99%以上の塩です。ミネラルが適度に含まれた天然の塩は、腎臓にほとんど負担をかけませんので、減塩の必要はありません。

黒い食べ物・ねばねばした根菜類・ナッツ

この3つは漢方で腎臓や腎臓に関連する臓器に良い食べ物といわれています。例えば、次のような食べ物です。

黒い食べ物

黒米、黒ゴマ、小豆、黒きくらげ、昆布、ヒジキ、わかめ

ねばねばした根菜類

レンコン、山芋、里芋

ナッツ

アーモンド、クルミ、松の実

白髪を減らす方法(日常生活)

ここでは、白髪を減らすための、外側からのケア。洗髪についてお話ししていきます。

頭皮と髪に悪い習慣の一つに、塩素を浴びることがあります。実は、日本の各家庭の水道水には、消毒のために比較的高い濃度で塩素が含まれています。その塩素が多く含まれた水で髪を洗うと、頭皮の常在菌まで殺菌してしまい、正常な発毛のサイクルが乱れてしまいます。さらに、塩素はたんぱく質を分解し、正常な細胞も破壊する作用があるため、タンパク質でできている髪の毛が痛む原因となります。さらに塩素は、水と反応し、次亜塩素酸を発生させます。次亜塩素酸は、毛根にダメージを与え、白髪や薄毛の原因になります。

この塩素を避けるためには、シャワーヘッドを塩素除去のタイプに取り換えるのが良いでしょう。また、塩素を除去するタブレットも売っているので、そちらを使うのも良いでしょう。

次に、洗髪についてです。まず、洗髪方法ですが、2回洗うことが基本になります。

まず、髪の毛と頭皮全体をお湯で洗い流す「予洗い」をします。60秒ほどかけて、じっくりと流すことで、頭皮を温め、汗やほこりなどの水溶性の汚れを取り除きます。おでこの上から襟足までまんべんなくお湯をかけて流しましょう。

1回目は、皮脂やスタイリング剤など、脂溶性の汚れを落とします。手にシャンプーを取って泡立て、頭皮全体に泡を押し付けてから流しましょう。注意点として、ごしごしとこすらないようにしましょう。

2回目は、シャンプーの泡を頭皮になじませながら、血流を促すように意識をして、1~5分ほど頭全体をマッサージし、洗い流します。

タイトルとURLをコピーしました