私は、家のノートパソコンを1台つけっぱなしにして、毎日 AI(Claude)に仕事を任せています。夜中にブログの記事を書いて点検し、朝にはその日の予定と ToDo を作ってカレンダーに入れ、週末には PC の中の片付けの候補を知らせてくれます。この記事では、その全体の仕組みと、2週間ほど動かしてわかったことを書きます。
始めたきっかけ
Claude の Max プランに入っていたのですが、使える量を使いきれずにいました。Claude は、手元のファイルを読ませて使うと力を発揮します。ただ、ノートパソコンを閉じていると、スマホからは PC のファイルを読ませられません。それが不便でした。
そこで、PC を常につけておき、スマホから頼んだときに、PC の中のファイルを見て答えてもらえるようにしました。使っているのは HP のノートパソコン(OmniBook 7 Aero 13)です。ふたを閉じても電源が切れないように設定して、置きっぱなしにしています。せっかく常に動いているなら、夜中や朝の決まった作業も任せてみよう、と広げていったのが今の形です。
毎日動いているもの
Windows のタスクスケジューラーで、時刻を決めて Claude を動かしています。Claude Code というツールには、指示を書いたファイルを渡すと、人が見ていなくても最後まで作業してくれる使い方があります。これを時刻ごとに呼び出しています。
| 時刻 | やっていること |
|---|---|
| 01:00 | 英語の会話で「取り入れる」と決めた研究を、生活のルールに反映する |
| 02:00 | AI のニュースを調べて、ブログの記事を最大2本書く |
| 03:00 | SQL の講座の記事を1本書く。SQL は実際に動かして結果を載せる |
| 04:00 | 心理学の研究の記事の下書きを作る |
| 06:50 | 今日の ToDo を作る。前の日にできなかったものは繰り越す |
| 07:00 | 体調と予定から、その日の時間割を作ってカレンダーに入れる |
週に1回動くものもあります。月曜の朝はブログの検索の数字を見て、読まれていない記事の整理や、題名の直しをします。土曜の夜は英語の会話で話す研究のネタを探し、日曜は PC の中の片付けの候補をまとめます。結果は Slack に届くので、私は朝にスマホで見て、気になるところだけ返事をしています。
一番助かっているのは予定づくりと ToDo
いろいろ動かしていますが、一番助かっているのは朝の予定づくりと ToDo です。起きたときには、その日の ToDo と、何時に何をするかの時間割がもうできていて、カレンダーにも入っています。前の日にできなかったことも勝手に繰り越されるので、自分で ToDo を書き直す手間がなくなりました。
大変だったのは、スマホからの指示
思ったより大変だったのは、外からスマホで指示するときです。PC の設定を変えたり、新しい定期作業を登録したりするには、PC の画面で「許可」を押す必要がある場面がたくさんあります。たとえば定期作業の登録は管理者の権限が必要で、スマホからは押せません。そういう作業は「帰ってからやること」として AI にまとめてもらい、PC の前にいるときにまとめて片付けています。
任せるときのルール
ルールは多くありません。大事にしているのは、本番に出す前に自分で確認することくらいです。仕事で作っているアプリなどは、AI が直したものを本番に出す前に、必ず自分で見てから OK を出しています。
そのほかは、仕組みを作るときに AI と決めたものです。ファイルの削除は自動ではせず、候補を知らせるところまでにしています。パスワードや API の鍵は決まったフォルダに置き、中身を表示しません。ブログの記事は、別の AI がもう一度点検してから公開します。
2週間でわかったこと
一番気になったのは、AI が書く日本語の読みにくさです。英語の言い回しをそのまま訳したような文がよく出ます。たとえば「重要な役割を果たします」「同じ向きの結果が出ました」のような文です。使わない言い回しを一覧にして、書く前に必ず読ませるようにしたら、かなり読みやすくなりました。一覧は、点検で新しい言い回しが見つかるたびに増えていきます。
よかったのは、同じ失敗をくり返さなくなることです。AI が何か間違えるたびに、同じことが起きないように、AI への指示を書いたファイルに1行ずつ足しています。使うほど指示が増えて、任せられることが少しずつ広がっていきます。
これから書くこと
この連載では、仕組みを1つずつ詳しく書いていきます。次回は、ブログの自動投稿と、Google が厳しく見ている「AI で量産した記事」と思われないためにやったことです。
