今回は、月謝のレイアウトを自動出力するアプリケーションを作成しました。
今回はこのアプリケーションがどのようなものなのかを説明していきます。
想定
- 月謝は「毎月の固定費」+「物品の購入金額」
- 「毎月の固定費」は年齢・レベルによって決まる
- 「物品の購入金額」は、その月に購入した物品の合計金額
- 実行前には「入力表」「名簿」「用具表」「月謝対応表」を用意する。
- 「入力表」には、毎月「受講者番号、用具購入日、用具番号、数量」を入力
- 「名簿」には「受講者番号、受講者氏名、年齢、レベル、固定費(計算表から出力)」
- 「用具表」には「用具番号、用具名、用具代」
- 月謝対応表には「レベル、年齢、固定費」
- 月謝表には「氏名、固定費、用具購入日、用具名、用具代、合計金額」を出力
このようになっているが、分かりにくいので、例を見てみましょう。
想定する表(例)
- 入力表
受講者番号 | 受講者氏名(自動) | 用具購入日 | 用具番号 | 個数 | 用具名 (自動) | 用具代 (自動) |
2203 | 山田 花子 | 10/2 | 3 | 2 | ノート | 180円 |
0305 | 田中 太郎 | 10/16 | 1 | 1 | 消しゴム | 100円 |
2203 | 山田 花子 | 10/28 | 1 | 1 | 消しゴム | 100円 |
- 名簿
受講者番号 | 受講者氏名 | 年齢 | レベル | 固定費 (自動) |
0101 | 佐藤 一 | 4 | 初級 | 2,000 |
0305 | 田中 太郎 | 8 | 初級 | 3,000 |
2203 | 山田 花子 | 17 | 中級 | 4,000 |
- 用具表
用具番号 | 用具名 | 用具代 |
1 | 消しゴム | 100 |
3 | ノート | 90 |
- 月謝対応表
レベル | 年齢 | 固定費 |
初級 | 4 | 2,000 |
初級 | 8 | 3,000 |
中級 | 17 | 4,000 |
- 出力表
氏名 | 月謝 | 日付 | 用具名 | 用具代 | 合計 |
佐藤 一 | 2,000円 | 2,000円 | |||
田中 太郎 | 3,000円 | 10/16 | 消しゴム | 100円 | 3,100円 |
山田 花子 | 4,000円 | 10/2 | ノート | 180円 | 4,280円 |
(上のセルと結合) | (上のセルと結合) | 10/28 | 消しゴム | 100円 | (上のセルと結合) |
※こちらの表では表現できていませんが、幅の調節・セルの結合等も行っています。
このように、上4つの表を入力に、下の表を出力するアプリケーションを作成したいと思います。