今回は、データベースを扱ううえでよく出てくる用語を簡単にまとめてみました。
エンティティ、表、テーブル、リレーション
データベースで情報を管理する単位を表します。
リソースケイトイベント系に大別されます。
リソース系→社員マスタのようなマスタ系
イベント系→売上実績のようなデータ系
リレーションシップ、関係
エンティティ間の関連のこと。
エンティティの列同士で結ぶ。
カラム、列、アトリビュート
エンティティに含まれている項目。
表で管理しているデータのこと。
ロー、行、レコード、タプル、要素
列が持っている値。
エンティティに列が3つあった場合は、各列に対して値の組を持つことになる。
プロパティ
列の桁数や項目のタイプなどの属性情報。
プライマリーキー(PK)、基本キー
エンティティの要素を一意にするための項目キー。
単一項目である場合と、複数項目で構成される複合キーの場合がある。
索引キー、外来キー
プライマリーキー以外の参照用索引キー。
リレーションシップ高速化のために作成されることの他に、アプリケーション使用に基づき作成されることもある。
ER図
リレーショナル・データベースを表現するドキュメント。
エンティティとリレーションシップを図示する。
SQL
Structured Query Languageの略。
リレーショナル・データベースの操作言語。
クエリー(QUERY)
データベース管理システムに対する処理欲求を文字列として表したもの。
リレーショナル・データベースでは通常SQLが使用されるため、実質的にSQLのこととなる。
結合、ジョイン(JOIN)
SQLによる問い合わせ(抽出)の際に、複数の表を関連付けてデータを抽出すること。
ビュー(VIEW)
表を扱いやすくするために別の攻勢で表を仮作成したもの。
例えば、社員表と部門表は常に結合して使うので、結合した結果をビューとして定義する。
実体として、存在していないが表として扱うことができる。