肉料理に合うスパイスまとめ

スパイス

スパイスは使う素材との相性で選ばれることが多いです。そこで今回は、肉料理に合うスパイスたちを紹介したいと思います。

肉に合わせるスパイスの役割

そもそも、なぜ肉料理にスパイスを使うのでしょうか?

臭み消し

肉料理にスパイスを合わせる最も大きな理由が、肉の臭み消しです。肉の種類や状態、部位によっては、臭みが残ってしまう場合があります。それを解消してくれるのがスパイスの大きな役割の1つです。

風味付け

肉料理にスパイスを使うと、風味がアップするという効果があります。特に鉄分を多く含む牛肉や羊肉では、クセを弱め、肉本来の風味を引き立てることができます。

パンチを効かせる

鶏肉などのタンパクなお肉には、スパイスでパンチを効かせる効果もあります。特にフレッシュなハーブの清涼感は、とても良いアクセントになってくれます。

肉の種類とスパイスの選び方

牛肉

牛肉は、焼いたり炒める場合と、煮込む場合で使うスパイスが変わってきます。

焼いたり炒めたりする場合は、香りよりもアクセントとしてスパイスを活用します。具体的には、ガーリックやブラックペッパー、タイムなどが使われます。

対照的に煮込み料理では、多くのスパイスを混ぜて使うことが多いです。ローリエやタイム、パセリ、クローブなどが使われます。これらのスパイスは、肉の臭みを消して、爽やかな香りをつけてくれます。また、仕上げにオレガノを使うことで、さらに清涼感を楽しめます。

豚肉

豚肉は、味わい高く人気の食肉ですが、特有のクセを持っていることがあります。そのため香りの強いスパイスが選ばれます。

焼き料理や炒め物にはジンジャーやセージ、キャラウェイやナツメグが、煮込み料理には八角や山椒、五香粉、揚げ物にはナツメグやクローブ…といったように、調理法に応じてスパイスが使い分けられます。

また、脂身が多い場合は、強い酸味のマスタードや、爽やかな刺激のある山椒などを使うとさっぱりと食べることができます。

鶏肉

鶏肉は味が淡白なので、あまり強い香りのスパイスを使うと鶏肉の旨味や風味を消してしまいます。そのため、優しい香りのスパイスが中心に使われます。

焼き、炒め料理には、タイムやローズマリー、バジルやマスタードなどが使われ、煮込み料理にはローリエやジンジャー、シナモンなどが使われます。

また、日本の焼き鳥などでも使われる、わさびや唐辛子、山椒などもよく合います。

まとめ

いかがでしょうか?スパイスはハードルが高いと思っている人が多いかと思いますが、実は思ったよりも簡単に使うことができ、健康にもいいものが多いのです。

ぜひ活用してみてくださいね!

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