こんにちは、ぽこです!
今回はデータベースの種類についてお話ししたいと思います。
そもそもデータベースとは何?と思う方は、こちらの記事も見てみてください。
データベースには、いくつかの種類があります。
これらはデータの管理方法(整理・整頓の仕方)によって分けられています。
代表的なものをいくつか紹介していきましょう。
構造型データベース
構造型データベースとは、データの各属性を一つのノードとし、それらを互いに親子関係で結びつけることによってデータを表現するモデルです。
階層型データベース
それぞれのノードが一つの親レコードしか持たないタイプのデータベースです。
全体として木構造となります。このため、重複するノードを持つという欠点があります。
ネットワーク型データベース
それぞれのノードが複数の親レコードを持つことができるタイプのデータベースです。
全体として網目構造となります。ノードの重複はないが、親子関係が複雑に入り組んだ構造になりがちです。
非構造型データベース
ノード間に関連付けを行わず、各データとデータを関連付けることにより複雑なデータ表現を可能にしたデータモデルです。
リレーショナル型(関係)データベース
各データを2次元の表として表現し、複数の表のデータを関連付けることによって、すべてのデータを一つの巨大なデータベースとして表現するモデルです。
構造型と比較して、簡単に巨大なデータベースを作ることができます。
このデータベースは、現在最も一般的に使われています。
オブジェクト型データベース
オブジェクト指向設計をデータベース設計に適応したモデルで、複雑なデータ構造に適しています。
パフォーマンスの低さとスケーラビリティ不足のため、ほとんど普及していません。
データ構造にアクション(メソッド)や属性(プロパティ)などが組み込まれたオブジェクトとして管理しています。